ワードプレスの投稿時に「文書構造」を意識すると、webページの見た目にメリハリが生まれ、またSEO対策にもなります。

SEO (検索エンジン最適化) について

自分のwebサイトを持ったら、まず最初に関心が向くのはSEOですよね。

SEOとは、”Search Engine Optimization” の略で、「検索エンジン最適化」と訳されます。

ロボットである検索エンジンに、webサイトの構造を正確に伝えて、webサイトに関連する何らかのキーワードで検索された際に、検索結果の上位に表示されるようにするための一連の取り組みを、「SEO対策」と言います。

SEOは、いくつかの切り口から対策を進められますが、ワードプレスで本格的にSEOに取り組むためには、”All in One SEO Pack” というプラグインを導入し、投稿ごとに、本文の要約などを手入力していかなくてはいけません。

この記事では、何らかの生産業を営む個人事業者を主な対象読者としているので、本格的なSEOに関する説明は別サイトに譲ります。

代わりに、それほど手間をかけないで、webページの見た目を整えつつ、SEO対策にもなるという、一石二鳥の知識をお伝えします。

文書構造

文書には大見出し、中見出し、小見出し、本文など、文字の書かれた箇所に、それぞれ役割があり、それを「文書構造」と言います。

新聞や雑誌などでは、文字のフォント、太さ、大きさ、スタイルなどを変えることで、暗黙的に、これは見出し、これは本文、といった役割が、読者に分かるようになっています。

見出しがあるから、僕たちはざっと目を通して興味のある箇所だけを選んで、短い時間で読むことを楽しむことができるんですね。

この「文書構造」は、実はマイクロソフト・オフィスの「ワード」や、フェイスブックの「ノート」のような文書作成アプリにおいても取り入れられている概念です。

見出し

マイクロソフト・オフィスの「ワード」や、webページでは、文書の見出しを拾って (「マークアップ」と言います) 、そこに見出しのレベルに応じた文字のスタイルを適用することで、文書を読みやすくしています。

一般的に、見出しのレベルには1~6の範囲があり、見出しを英語で言うと”heading”なので頭文字の”h”を添えて、それぞれ”h1”~”h6”という表記をします。

このブログでも、記事ごとのタイトルに相当する”h2”には破線の下線が、記事内の大見出しに相当する”h3”は赤い円形の装飾が適用されるようになっています。

リスト・引用・強調・強勢

見出し以外にも、項目のリスト (“ul”, “li”) 、引用・転載 (“blockquote”) や、強調 (“strong emphasis”) 、強勢 (“emphasis”) などといった種類のマークアップが、ワードでもwebページでも共通で使われています。

検索エンジンにも有効

このようなマークアップは、検索エンジンがwebページを読むときにも、そのページに何が書かれているのか、内容をカテゴライズするのに役立てられていると、言われています。

ですので、ワードプレスの投稿記事にも、できるだけ細かく見出しをマークアップしておき、見出しに検索に用いるキーワードなどを入れておくと、SEO対策になると言われています。

ワードプレスで文書をマークアップする

僕たちは学校教育の「作文」でも、均一なマス目に文字を書き込むことに慣れているため、文書構造を知らないと、そのまま平たく文章を書いてしまいがちです。

ワードプレスのエディタは、文書構造をマークアップする機能(画像の太線で囲った部分)が備わっているので、ぜひとも有効に使ってください。

ワードプレスのエディタのマークアップ機能
ワードプレスのエディタのマークアップ機能

コンテンツが王様

最後に申し上げますが、“Contents is King” と言われるほど、webの主役は、デザインでもコーディング技術でもなく、コンテンツそのものの「質」と「量」です。

オリジナルの新鮮な情報こそが、検索エンジンの評価の対象となります。

そして検索エンジンの評価とは、読者・ファンの評価とほぼ等しいと言えるほど、Googleのロボットの技術は進んでいます。

物作りに携わる人は、消費者の知らない奥深い世界のことを、よく知っています。その世界の魅力をそのままwebに乗せて発信することができたなら、きっと共感者として新しい顧客がついて来ることでしょう。

生産者のみなさま、ぜひともブログを続けて、あなたの世界をもっと色々な人に伝えてください。