5月のオンライン講座を開講し、2週間経ちました。講師としてその振り返りと、今後の予定について書いています。

4月末に急遽、東京に居た頃ご縁のあったご家族にお声がけし、計4名の子供達と、親御さん方にもお付き合いいただき、オンライン講座をスタートしました。

まずは、ご参加いただいている方々に、深い感謝を申し上げます。

実施内容

木曜は、このブログでも紹介している「風船を飛ばそう!」という課題を実施しています。この課題の目標は、比較的簡単なプログラムで、たくさんの風船を同時に打ち上げる派手な演出を楽しみ、アニメーションの制作に興味を抱いてもらうことでした。

他方、土曜は、スクラッチのwebサイト内で手法が開示されているワークショップの一つで、「飛べ!」という簡単なゲームを作る課題を実施しています。この課題の目標もまた、簡単なプログラムでキャラクターを操作できるゲームを作り、プログラミングの面白さを体感してもらうことでした。

5月前半中は、ほとんど僕の操作を真似してもらう形で、「理解」というより「覚える」という傾向が強く、子供達の個性が発揮できるような課題ではありませんでした。その辺り、僕としてはもっと楽しめるような工夫を、今後考えていかなくては、と感じています。

なお、5月後半は、前半の内容を振り返って自分で考えること、自分で決めること、を積極的にやっていってほしいと思っています。

オンラインの課題

狭い画面内だけに、自分のスクラッチ画面と、講師のスクラッチ画面、それから参加者達の顔を表示させ、画面を切り替えつつ、その情報量の中で、子供達がプログラミングへの理解を深めていくのは、なかなか時間がかかります。

そもそも人間というのは、言葉と情報だけでコミュニケーションを取る生き物では無いのだということをあらためて感じています。しゃべっているときの視線や表情、身振り手振りで訴えることが、いかに相手に強く働きかけるものなのか、よく分かります。

逆にプログラミングというのは、感情や気分のような不確定な要因を排除し、言葉と情報で何かを指示するのが用途ですが、果たしてそういうやり取りに傾いた時間を、子供達と共有することが、本当に良いことなのかどうかは疑問です。

言葉や情報ではなく、「楽しい」という「気持ち」を共有できるようなミーティングを作り上げることができたら、と思います。

学習期間について

今回の企画は、学校再開という見通しが付いたので、ひとまず5月いっぱいで区切りを付けることにしました。

他方、プログラミングについて、楽しいとか、難しいとか、子供達がある程度深い部分でそれを分かるようになり、継続していく意志や、何か目標を抱くようになるは、時間を要するものです。

一つのプログラミング言語を使いこなせるようになり、そこから何を表現するのか、それが本当のスタートラインで、「面白い」、「学びたい」という意欲も、より高まってくるはずです。

そういう長期的な目標達成のために、この講座は一部無料枠で、来年4月まで継続することも、僕の中では決めています。

ご参加の皆様にも、できるだけ長い期間のお付き合いをお願い申し上げます。

6月以降の取り組みについて

無料枠について

6月以降の開催は、無料枠は、土曜 (隔週) 13:30 〜 14:50 の1コマに限らせていただきたく思います。

これまで 講座25分×2 + 休憩10分 = 60分 が1コマでしたが、6月以降は 講座35分×2 + 休憩10分 = 80分 を1コマとします。

無料枠について、定員は定めません。これは気軽に体験したい方、お友同士で参加したいという方への配慮です。

このブログにたまたま検索で流れ着いた方も、ぜひご参加ください。

福井市越前海岸エリアからのお知らせ発信

本講座では、時折、福井市越前海岸エリアから発信されるその他のオンライン講座につき、お知らせを発信させていただきたく思います。

今のところ、海の生物に関する講座などが企画されていますし、今年は開催が未定ですが、様々なアウトドア体験の企画もあります。

プログラミング・キャンプのようなものも開催出来たら、きっと楽しいでしょうね。

講座内容について

オンライン講座はまだ試行錯誤の段階で、お聞き苦しいことも多々あったかと思います。

何らかの別の手法もあろうかと思われるかも知れませんが、子供達の主体性を尊重して講座を展開していきたいため、一方向からのレクチャーや、テキストに頼った指導は、今のところ考えておりません。

まだしばらくは子供達もスクラッチの使い方に翻弄されることと思いますが、少しずつ子供達が主体的に目指すこと、学びたいことを聞き出し、それに合わせて内容を考えていきたいと思っています。

その段階に至るまで今しばらく時間がかかるかと思いますが、辛抱強くお付き合いくださいますと幸いです。

ここまでお読みくださり、誠にありがとうございました。