プログラミング学習

子どものためのプログラミング学習環境「スクラッチ」について

子どものためのプログラミング教材は数多くありますが、当教室では、米国の研究機関で開発された「スクラッチ」という学習環境を用います。
「スクラッチ」なら、キーボード入力が覚束ない子どもでも大丈夫。
積み木のような「ブロック」と呼ばれるパーツを組み合わせるだけで、感覚的な作業でプログラミングができるのです。
「スクラッチ」は、簡単に操作を覚えることができて、自由にオリジナルのアニメーションやゲームを作り出すことができる、優れた道具です。
自由自在に音楽を奏でることのできる、まるで楽器みたいなものですね!!

 

「スクラッチ」から学べること

「スクラッチ」の開発元であり、主に表現とコミュニケーションのためのデジタル技術に関する米国の研究機関「MITメディアラボ」は、芸術と工学を融合させたユニークなプロジェクトにおいて、数多くの実績を誇ります。
「MITメディアラボ」は、「スクラッチ」について、自らこのように語っています。

Scratchは、若者たちが、クリエイティブに考え、体系的に判断し、協調して活動することを学ぶための手助けをします。
これらは、21世紀を生きるために欠かすことのできないスキルです。

少し難しい文章ですが、「クリエイティブ」とは「創造的」、つまり新しい発想を生み出すことで、「体系的」とは、全体を見渡して個々の役目を考える、ということです。
つまり、新しいものをただ一人で作り出すのではなく、全体を見渡して考えることや、協調して作り出すことを推奨しているのです。
これらはプログラミングの世界に限らず、実際に社会で生きていく上で、とても大切なことですよね。

 

当プログラミング教室の独自開発した教材について

当教室は、「スクラッチ」が表現とコミュニケーションを学ぶための道具であるという原点に立ち返り、子どもたちの発想力・造形力を伸ばすための教材を、独自に開発しています。
プログラミングは、論理的な思考を学ぶのに適した教材ですが、算数のように、必ず1つの答が導かれるものではなく、10人いれば10通りの答が生まれるものです。
そして答えが正しいかどうかではなく、答えを導く過程が大切なのです。
単にプログラミング・スキルを身に着けるというだけではなく、子どもたちの興味や好奇心を引き出し、創造の喜びを味わってもらうことが、当教室の使命だと考えています。